●新ビオフェルミン体験記録

 かつて、このブログで過敏性腸症候群は自律神経の失調に、その原因があるとの見解を書いてきた。確かにそう思う所が強く、そのためにロイヤルゼリーなども試してきたのである。 しかしそういう系統の治療も中々難しくなってくると、そうでもないんではないかと思ってしまう。 

 生活習慣の乱れにより胃腸がおかしくなることも確かに多いので、逆に胃腸を強くすることで、自律神経を正常に戻していく方法もあるんではないかと考えてしまうのである。 この説が正しいかどうかは、まず試してみることであろう。 ということで、胃腸を強くするために、継続的に乳酸菌をとることにした。 乳酸菌の薬は、薬局にいくといくらでも売っているので、その中から著名な「新ビオフェルミン」を試してみることにした。 

新ビオフェルミン

 この類の薬(医薬部外品なので正式には薬とは呼べないが)は、普通はお腹の調子がおかしいときに飲むものなので、継続的な服用は意識されていない。 なので、継続的な服用による副作用等は発生しないかメーカーに問い合わせをした。 以下がメーカーサイドとのQ&Aである。

Q)新ビオフェルミンの愛用者です。 これを服用すると便が臭くなく、お腹の調子も良好です。元々お腹が弱い方なので、これを服用し続けて、お腹を強くしようと思います。この場合、この薬は継続的に(例えば1年とか)服用しても大丈夫でしょうか? ちなみに現時点で20日間ほど毎夜3錠づつ飲み続けています。 ご教授方、よろしくお願いします。

A)平素は、弊社製品をご愛用賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
この度は、お問い合わせいただきまして有難うございました。早速ではございますが、この度のご質問につきご回答させていただきます。「新ビオフェルミンS錠」の主成分である3種類の乳酸菌は、もともと健康な人の腸内に常在し、有用な働きをしている乳酸菌を用いておりますので、飲み続けて調子がよろしいようでしたら、日ごろからお腹の調子を整えるため、継続して服用していただくことをお勧めいたします。また、本剤をずっと続けて何年と服用された場合でも、副作用などの害が発生したとの報告は今までにもございません。以上、簡単ではございますが、ご質問に対するご回答とさせていただきます。今後とも、弊社製品をご愛用賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。末筆ではございますが、貴方様はじめ、ご家族様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 微妙な回答ではあるが、とりあえず問題ないだろうとの認識の元、服用を続けた。 但し量的には本来朝晩の所を晩だけというように、ちょっと抑え気味にした。 調子が悪くないときにも服用するのは、抵抗感はあったが、飲み続けていくうちに胃腸が強くなって、便通も徐々に改善されていくのであろうと期待しつつ服用してきた。

 メーカーへの質問の所にも書いているように、最初はちょっと効果らしい効果が出ていた。 便が臭くならないとか、毎朝の便通があることは、目に見える効果であろう。 しかし管理人が最も苦しんでいる残便感がなくならないこと、また時たま起こる水溶性の下痢は、頻度は減ったような気はするものの相変わらず改善されないままであった。 結局6ヵ月間服用を続けたが、症状の変化に大した改善はみられないため服用を取りやめた。 この系統の薬は、腸内環境の悪化によって起こっている下痢や便秘には効果があると思われるが、元々胃腸は弱くなく、違う要因でおきているそれにはあまり効果はなさそうだ。 管理人の場合は後者なのだろう。 従って継続的に服用するというより、調子が悪くなったときに時々服用するのが効果的なようだ。

 ということで、この新ビオフェルミンは、今はお腹が緩んだときに服用している。ただ、その際の効果はビオスリーHの方が、いいような気もするのだが。

●過敏性腸症候群とローヤルゼリー

 過敏性腸症候群に関するブログやホームページを見て回ると、たまにローヤルゼリーが効果があるらしいことが書かれている場合がある。 ローヤルゼリーには乱れた自律神経を正常に戻す機能があり、それが自律神経の病である過敏性腸症候群に効くというのだ。 理論的には、正しい感じがするので何かいい効き目があるんだろうなあ?と思いつつも、ローヤルゼリーと過敏性腸症候群に関するネット上の記事の数がそんなに多くないこと、 ローヤルゼリーは高価なものであるという思い込みがあったことなどからしばらく躊躇していた。

 ネットでローヤルゼリーを探しを始めたのだが、山田養蜂場などの高いものが中心で、管理人が求めているような安いものはない。 品質も重要なので、名も知れないメーカーのものを買うわけにもいかないので、ドラッグストアにでかけて探すことにした。 そこで見つけたのがDHCのローヤルゼリーである。 数々のサプリメントを扱っていることは知っていたが、まさかローヤルゼリーもあるとは意外だった。↓
 DHCのローヤルゼリー

  【製品の内容】 
  ・価格 661円(税込み)
  ・容量 60錠(20日分)
  ・用法 一日あたり3粒を目安に服用
  ・ローヤルゼリーの量
   →生ローヤルゼリー換算3006mg。 
通常の製品に負けない量
  ・袋に掲載の効果
   →スタミナが続かない。 美容と体調を
整えたい。 という方向け


 早速飲み始めてみることにした。 サプリメントなので、あまり用法は関係なさそうだ。 とりあえず、夜に3粒を飲むことにした。
 薬というのは、飲み始めはよく効くような気がする。 精神的なものもあるのかもしれない。 飲んで最初の頃は、普段は、朝食後トイレに行ってもずっと持続する便意が和らいだ感じがした。 これは意外に効くかもしれないと期待をよせつつ、継続的に飲み続けた。 
 2、3週間ほど経った頃からか、あまり効いている感じがしなくなった。 そして一ヶ月経った頃には、普段便意をもよおさない時間帯に便意がやってくるようになった。 こうなってしまうとこの薬を飲むことは危険を冒すことになるので、飲むわけにはいかなくなる。 長距離の通勤途中や外出中に、急にもよおすことになったら命取りである。 我慢できればいいのだが、それで治まるものでもなかった。 便意がコントロール不能下に陥ったら、それこそ、それが不安になり便意をもよおしてしまうのだ。

 ということで、このローヤルゼリーも1袋半にして、使用中止に陥ってしまった。 サラリーマンでなければ、そしてずっと家にいて、トイレのある所に居れれば、まだ効果を十分に試せたかも知れない。 可能性にちょっと期待しただけに残念である。 ただ、全く効き目が無いわけではなさそうなので、人によっては効果が出るかもしれない。 せめて成功事例が出ることを期待する。

 

●お守りの効能が消える!

 管理人は、万が一に備え、ある意味お守り的な薬をもち続けている。 このことについては、「お腹のお守り」の記事にまとめてある。 電車の長距離通勤時の下痢に備えて「ストッパー」、下痢でなくて調子が悪いときは「ビオスリーH」という使い分けをしている。 幸いにも「ストッパー」は使う機会は年に2、3度である。 そして「ビオスリーH」一ヶ月に1度程度でおさまっている。

 ところが最近、この両薬が効かない2つの事件が発生してしまった。 
一度目は朝のバスの中。前日に日本酒をかなりの量を飲んだ。通常なら翌日は割合平気なのだが、その日に限って出張中で、空港までバスに1時間ほど乗る必要があったのだ。 当然バスにトイレは無い。若干不安がつのったので、トイレは朝しっかりと済ませてバスに乗り込んだ。 バスに揺られて10分ほど経った後、いきなり便意をもようしたので、ストッパーを飲んだ。 しかし一向に便意が治まらない。 前日の日本酒が悪さをしたのか、トイレの無いバスで精神的な不安がつのったのか? 理由は良く分からない。 しかし、この体験で「ストッパーが効かない!」という先入観が植え付けられてしまった。 腸は敏感である。 一度こういう体験をしてしまうと「腸」自身が、そういうもんだと認識してしまう。 だから今後、便意をもようした際にストッパーが効く保障がなくなってしまった。
 以来、ストッパーを使う機会はないが、本当にやばくなった場合の緊急策がなくなってしまって、本当に不安になってしまった。 代替の薬を探すしかない。

 もうひとつの体験は「ビオスリーH」が効かなくなった体験である。 客先で2時間ほどプレゼンテーションをする仕事があって、立ちっぱなしで説明をしていた。 途中休憩目前の所で、お腹が鳴り出した。やばいと思ったため、「ビオスリーH」を服用し、お腹を沈めようとした。 しばらく落ち着いてきたので、プレゼンを再開したが、どうも下痢っぽい感じになってきた。 やばくなったため、大急ぎでプレゼンを締めくくり、トイレに駆け込んだ。 やはり下痢になってしまっていた。 立ちっぱなしでお腹が疲れたのかどうかわからないが、初めての経験である。 この際に普段よく効いていた「ビオスリーHが効かない」という体験をすることになった。 さっきのストッパーと同様、一度効かない体験をしてしまうと腸は敏感なので、次に効くような感じがしない。

 ということで、お腹のお守り2つが消えてなくなってしまった。 この先どうすればよいのか今は途方にくれている。

●尿意と過敏性腸症候群の関係

 過敏性腸症候群が自律神経の不調によるものだということを、改めて認識させられる症状がここ近年観測されるようになった。

 「尿意」である。 とても近いのである。 水を飲めば1時間後には、トイレに行きたくなる。 しかし、尿の量はそれ程多くない。 しかし尿意は相当ある。 我慢できないほど尿意がある場合もある。 尿意はあるのに、頻尿であるため切れも悪い。 だらだらした感じである。 
 一度、この尿意が停まらなくなったときがあった。 ビールを飲んだ後だったが、尿は出きったが尿意だけ残ったのだ。 このときにはあわてたが幸いにも一度きりで終わった。

 「尿意」と「便意」は、感覚的には連動している感じがする。尿意が便意(下痢)に変わる感覚なのである。従って尿意を我慢すると便意(下痢)に変わりそうなので、ほっとくわけにはいかない。 便意のコントロールの行き過ぎが「尿意」なのかも知れない。

 過敏性腸症候群の初期の頃は、ちょっとした水分で下痢をした。 従ってこれをコントロールするために水分摂取を抑制をしてきた経緯がある。それを15年以上も続けた。 体はあまり水分を要求しなくなったが、水をあまり飲めない体は健康的にも厳しい。 お酒も十分に飲めないからだ! 従って、これを克服するために、運動で体の代謝力を高めながら、併せて水分摂取を可能な限り行ってきた。 そして通常の人と同じ程度の水分摂取は可能になったのである。
 「異常な尿意」は、この治療の過程で出てきた現象である。 水分を要求しない体に無理に水分を供給したことが、尿意に過敏な反応を促したのかもしれない。 今までは過剰に摂取した水分は下痢に変わって排出される所が、尿意が活性化されることにより、尿での排出に変化したのかもしれない。
 色々と良く分からないし、説明もつかないが、結局この辺をコントロールしているのが自律神経なのである。 過敏性腸症候群の便意も自律神経の不調であれば、この尿意も同じ自律神経の不調によるものである。 下痢がおさまってきたら、今度は多尿である。 この病気は一生付き合うつもりで接しないといけないとよく言われるが、まさにそういう感じである。


 
 

●過敏性腸症候群とストレス

 管理人が過敏性腸症候群を自律神経の乱れが原因で起こる病気として中々受け入れられなかったのは、 そんなに過度なストレスの状況になかったからである。 人間は確かに過度な緊張状態やストレス状態にあるとお腹が「キュッ」と痛くなったりする。何となく神経とストレスは関係しあっているのが実感できる。 その緊張が持続すると「下痢になるのかなあ」などと漠然と理解できる。
 しかし管理人の場合は、そのストレスや緊張がない、とてもリラックスした状態でもいきなり下痢をしたりするケースが相次いでいた。 このため過敏性腸症候群ではなく、単にお腹が弱いだけではないかとも思ったりしていた。

 上記のことは自律神経を正確に理解していないために起こる誤解である。 自律神経は確かにストレスや緊張などで乱れるが、 それよりも不規則な生活により乱れる確率の方が高いのだ。
 自律神経には、昼間に活発に働く交感神経と、夜に働く副交感神経がある。 それぞれがきちんと機能するような生活をしていれば、これが乱れることはないのである。 交感神経は活動=エネルギー消化の神経、副交感神経はリラックス=エネルギー蓄積、排泄の神経といわれている。 お腹に特に関係しているのは副交感神経で、夜に活発に働き始めて、朝には便を排泄するというサイクルになる。
 従って、生活パターンが乱れてくると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく機能しなくなって、朝にあるべき便意が急にきたり、こなかったり、ずっと続いたりするのである。

 過敏性腸症候群の克服は、この乱れた自律神経をいかに正常状態に戻すかが治療のポイントになる。ストレスで乱れた人にはストレスを取り除けばよいし、生活習慣で乱れた人は生活習慣を正常な状態に戻すことである。

 管理人の場合は、確か20年頃前に発症したのだが、夜更かしをした翌日だった。 その前にも夜は遅いし、夕飯は遅く食べるしで、生活はかなり乱れていた。
 同じような生活をしていて発症する人もいれば、発症しない人もいるのはよくわからないが、そこは個人差しかないだろう。 諦めるしかない。

●過敏性腸症候群とヨーグルト

 ヨーグルトはお腹に良いことは、誰でも知る既成事実である。 ヨーグルトを食べた翌日は、お通じも確かに良い。そして過敏性腸症候群を患っている人にも、調子のいいときはヨーグルトはお腹の環境を良い状態に保つには効果的である。

 しかし、この完全な食べ物ヨーグルトが、過敏性腸症候群の患者には時として、逆効果の場合もあることを知っておきべきである。 管理人個人だけの問題かもしれないが。

 管理人は、過敏性腸症候群を完全克服するために、毎昼ヨーグルトを食べ続けた。 お陰で便通はよくなったのだが、続けていくうちに逆に便通がよくなりすぎて、中々便意が止まらないのだ。 通勤の場合は特に困る。 通勤途上ずっとトイレに行きたい気持ちにさらされてしまうのだ。 いったんそういう気持ちになると、もうトイレに入らないと気がすまない。 またその際にトイレを占有されてしまうと不安でたまらないのだ。 その不安が更に便意をよんだりして、最後は脂汗をかいてトイレに駆け込むことになるのである。

 管理人は、ものの本などを読んで、 ずっと、お腹には「ヨーグルトが良い」と思い込み続けてきた。しかし、これは、こと過敏性腸症候群に限っては、必ずしも正解ではないことを痛感している。 確かにお腹にはいいかもしれないが、 この症状には決していいとは言えないのである。
 過敏性腸症候群というのは、元々自律神経の失調による症状なのであり、ヨーグルトで自律神経が正常に戻るわけではないのである。 ヨーグルトはむしろ、自律神経の乱れの原因がお腹の環境悪化にあった場合に、そのお腹の状態をよくすることで自律神経の乱れを直す場合には効果的かもしれない。元々、そんなに状態の悪くないお腹にヨーグルトを入れても便通がよくなりすぎて、便通コントロールの効きにくい過敏性腸症候群の患者には、逆効果になるのであろうと推論する。

 過敏性腸症候群の患者は、便通が良くないからといって便通改善の所だけに力をいれても、症状は改善しないだろう。 自律神経の乱れを正常に戻すような心がけを中心に克服策を練るほうがよいことに今になって気がついた。

●腸弱有名人

 最近の腸の調子を報告する。 規則正しい生活をしているせいか、調子はそれ程悪くない。 3食はきちんととっているし、出勤前のトイレはきちんと済ませているし、深酒もしないし、過度な仕事もしていないので、良くて当たり前かもしれないが。
 腸弱人の場合は、いくら規則正しくしても、いきなり来ることがあるので、油断はできない。 調子が良いと思っていても、お腹がキュンとしてしまうともうアウト。 希望が断たれてしまうのだ。 これがこの病の厳しい所なのだ。

 ところで、本題に入りますが、 とても腸弱人ではなさそうな人が腸弱人だったりして、驚かされることがある。 腸が弱いのは、自律神経系統に問題がある場合が多いそうで、神経質な人がなりやすいとよく言われる。しかし、これから述べる有名人は神経質とは縁がなさそうな人である。 このことからも自律神経と腸の関係は、あるかもしれないが、その強弱は人それぞれであることが良く分かる。 腸の弱い人はちょっとしたことで下痢になるのだ。 逆に腸の強い人は神経が犯されようと腸には影響が無いのだ。
 ところで、管理人の知る腸弱有名人は、ホリエモンと島田紳介である。 ホリエモンはブログで書いていたので始めて知った。その際に「腸弱会」なるサイトがあることを教えてくれた。 島田紳介は、「行列のできる法律相談所」のトークの中で述べていたのを聞いた。 かなり下痢気味らしく、トイレが身近に無いと不安でたまらないらしい。
 ホリエモンは今はそうでもないかもしれないが、両者とも腸弱に苦しめられながらも多忙な日々を送っている。 腸弱になるとついつい外出を怠ったり、無理なことを敬遠しがちであるが、そんな中頑張っている人たちにはとても勇気付けられる。