●過敏性腸症候群とヨーグルト
ヨーグルトはお腹に良いことは、誰でも知る既成事実である。 ヨーグルトを食べた翌日は、お通じも確かに良い。そして過敏性腸症候群を患っている人にも、調子のいいときはヨーグルトはお腹の環境を良い状態に保つには効果的である。
しかし、この完全な食べ物ヨーグルトが、過敏性腸症候群の患者には時として、逆効果の場合もあることを知っておきべきである。 管理人個人だけの問題かもしれないが。
管理人は、過敏性腸症候群を完全克服するために、毎昼ヨーグルトを食べ続けた。 お陰で便通はよくなったのだが、続けていくうちに逆に便通がよくなりすぎて、中々便意が止まらないのだ。 通勤の場合は特に困る。 通勤途上ずっとトイレに行きたい気持ちにさらされてしまうのだ。 いったんそういう気持ちになると、もうトイレに入らないと気がすまない。 またその際にトイレを占有されてしまうと不安でたまらないのだ。 その不安が更に便意をよんだりして、最後は脂汗をかいてトイレに駆け込むことになるのである。
管理人は、ものの本などを読んで、 ずっと、お腹には「ヨーグルトが良い」と思い込み続けてきた。しかし、これは、こと過敏性腸症候群に限っては、必ずしも正解ではないことを痛感している。 確かにお腹にはいいかもしれないが、 この症状には決していいとは言えないのである。
過敏性腸症候群というのは、元々自律神経の失調による症状なのであり、ヨーグルトで自律神経が正常に戻るわけではないのである。 ヨーグルトはむしろ、自律神経の乱れの原因がお腹の環境悪化にあった場合に、そのお腹の状態をよくすることで自律神経の乱れを直す場合には効果的かもしれない。元々、そんなに状態の悪くないお腹にヨーグルトを入れても便通がよくなりすぎて、便通コントロールの効きにくい過敏性腸症候群の患者には、逆効果になるのであろうと推論する。
過敏性腸症候群の患者は、便通が良くないからといって便通改善の所だけに力をいれても、症状は改善しないだろう。 自律神経の乱れを正常に戻すような心がけを中心に克服策を練るほうがよいことに今になって気がついた。