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●IBSと漢方 先ず桂枝加芍薬湯

 先入観が邪魔をして、手を出す気にならなかった漢方であるが、いまやIBSに関しては西洋医学も全く当てにならないことがわかった。 かといって漢方も西洋医学ほど理論的ではないので、お金と時間を労すだけの意味のあるものなのか疑問である。また今までの先入観では、漢方は飲み続けないと効果が表れないと聞く。しかも価格的にもバカにならない。
 しかし一方では、ものの本を読んでみると、過敏性腸症候群は漢方との親和性が極めて良いようなことも書いてある。 漢方で少しでも今の状態が改善できるなら少しの投資は惜しまない。
 ということで、ネットで漢方とIBSをキーワードに調べてみることとする。 今まで気が付かなかったが、「IBS」とか「胃腸虚弱」だとか「下痢」、「便秘」などと「漢方」を引っ掛けて検索するとぞろぞろと情報が出てくる。 これ程までに胃腸と漢方が密接に関わりあっていることをはじめて知ることになる。

 そして、その中から、「桂枝加芍薬湯」なるものが、過敏性腸症候群に効く最も定番の漢方であるらしいことが判明することになる。 どんな症状に効くかが書いてある「適応症」の所には、お腹が痙攣して痛み、しぶり腹のあるものに効くらしい事が書いてある。自分の症状に照らし合わせると、日常のお腹の痛みはないが、ただ便意がでてくると我慢ならないくらいになる。お腹が痛いのかは良く分からないので、この部分は症状に合っているのかどうかは良く分からないが、次のしぶり腹のところは何となく、一回の排便で済まない事が多いので、そうなのかなあという感じはある。 自分の症状にあっているかどうかはいまひとつよくわからないが、一応、ネットでは過敏性腸症候群の人に最も馴染みのある漢方だということが書いているので、一応自分も内科で「過敏性腸症候群」という病名を下された身分でもあり、きっと効くだろうとの思いで、これを試すことに決めた。

 ということで早速薬局に買いに走るのであるが、実はこの手の漢方薬は薬局で取り扱っていないのである。漢方薬自身はいろんな種類のものが売られているが、殆どが婦人病向けや通常の胃腸薬関係である。一般的な急性の症状で人気の高いものしか扱っていないようである。 桂枝加芍薬湯は一般的ではないのである。 その場合、漢方専門の内科にいって処方してもらう手もあるようだ。
 管理人の場合は通販を利用した。薬事法の関係で無闇やたらに購入はできないが、服用経験があり副作用などが認められない場合などは購入ができるようだ。 
 無難な方法は、漢方内科で処方してもらう方法や、漢方薬局で自分にあった漢方を処方してもらう方法である。何らかの事情でそれができない場合に、自己責任の下、強引に通販を使うのであろう。

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 以下は「桂枝加芍薬湯」の服用結果である。 これで25年来の悩みが解決できるのではないかと期待を膨らませつつしっかりと一日3回食前服用を心がけた。
 効果は早速現れた。漢方というとしばらく服用しないと効果がでないものかと思っていたが、意外に即効性は高い。飲んだ翌日には変化が現れる。 そして2週間も飲めば効く薬かどうかは大体察しは付くようである。 その効果は以下の3点である。
 ①昼食後、1,2時間経過後の激しい便通が殆ど無くなったこと。
 ②その便通が来ると水様便になるまでトイレの行き来となるが、その頻度が減ったこと
 ③便通そのものに切れが出てきた。 また出やすくなった。
但し、以下の点は改善されなかった。
 ④朝方の排便後に引き続く便意。
 ⑤上記3つの効果が完全ではない。昼食後のお腹の違和感は残ったまま。
また、以下の悪い点も新たに発症した。
 ⑥ウォーキングなどの運動を1時間ほど継続すると下り気味になる。
 ⑦宴会等でお酒やビールをある程度飲むと下り気味になる。
 この結果は、たぶん「桂枝加芍薬湯」が自分の体質にぴったり合ったものではなかったということなのだろう。 この漢方の主成分から、今回の状況を少し分析してみると、 まず芍薬が腸の蠕動運動を改善することで、便通がよくなり、また桂皮により内臓を温めたことが、下痢などの便通を改善したことが想像できる。ただ自分の症状にはこれだけでは不十分だということのようだ。症状分析と、それにあった生薬選びが必要である。

 あとで、分かった事であるが、桂枝加芍薬湯は、極度の緊張状態が続き、そのせいで、お腹が痙攣のように突っ張って痛む時に使える漢方である。IBSはストレスとの関係が強いため、IBSには桂枝加芍薬湯を先ず使ってみるという慣習ができたのかも知れない。
 管理人のように25年も続くと慢性化して中々効くものでもないようだが、割と初期症状のIBS患者には意外に効くケースが多いのかも知れない。

 なお、桂枝加芍薬湯は楽天市場でも多くの店が扱っているようである。↓
★楽天市場 桂枝加芍薬湯★

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