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●IBSと漢方 人参湯

 ここまで試した漢方は、桂枝加芍薬湯と四逆散であり、どれも効果がいまひとつである。 最初は桂枝加芍薬湯で快方に向かうかと期待したが、2ヶ月ほども飲んで効果がある程度に留まったままでは、完全な状態ではない。 
 朝方の通勤電車内での苦痛からはどうにか逃れたいし、今のままでは満足に出張さえできない状態ではあるが、午前中を過ぎると割りと大丈夫な事もあって、他の人よりはいいかなあなんて思っている。   本当に急を要するのであれば、漢方薬局で、体質を診断してもらい、その体質にあった漢方薬を処方してもらうほうが手っ取り早いのではないかと思ったりもする。 しかし一方では、漢方薬そのものがえらく高価だったり、自分でも説明しがたいこの症状を漢方医がちゃんと理解してくれるかなどの迷いもあったりして中々できない。

 ネットで漢方を検索する際に、漢方相談をネットでやってくれるホームページが見つかった。 いくつかある中から2箇所を適当に選んで、診断してもらった。 その中のひとつに「人参湯」を勧めるところがあった。 理由はこうである。 無色透明の尿がよく出る人というのは、体が冷えているためであり、これが原因で軟便や下痢になる。人参湯は、内臓を温め、尿の水分調整もしてくれるようである。 桂枝加芍薬湯で効果がいまひとつの場合に人参湯を併せて飲むと良いとのコメントだった。

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 今まで内臓の冷えなど、一度も意識したことは無い。 とはいいつつも冷たい水や冷たいものは、一度口に含んで温めて飲んでいたし、運動した後、冷たいものを一気に飲むと下痢気味になったりすることもあった。 但し冷たいものを飲んでも大丈夫な時もあり、それが物事をわかりにくくした原因である。

 人参湯は、主剤である人参が体を温めるわけではなく、共に配合されている生姜(乾燥させた生姜:乾姜)が、体を温める役割を持つ、人参そのものは、内臓に元気を与えるものである。 その他に体の中の水分調整をしてくれる白朮ないしは倉朮が含まれたものである。 だから頻尿などにも良い。

 管理人の場合は、人参湯の服用により、頻尿気味が良くなった。 しかし朝の排便後の便意は改善しない。 尿の出が抑えられた分、ガスや便意が溜まるような感じがした。尿が出れば、排出感があって便意も収まるものが、それが収まっていない感じである。 ただ、ガスや便意がたまって、いよいよ排出となったときには、少しガス爆発的になるが、排出後の爽快感は久方ぶりに味わうものがある。
 人参湯をしばらく服用していたら、体の手足が暖かくなった感覚がある。 それはそれで効果としては悪くない。 元々冬になると手足の先が中々温まらなくて困っていたので、ちょうど良い。

 人参湯は、漢方薬の中では飲みやすい類である。 生姜の味が濃いためであろう。効果は微妙であるが、夏に冷たいものの飲みすぎでお腹を壊したときには、結構いい薬になるに違いない。

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