●水分調整に加え、冷えに着目

ネットで漢方での治癒例などを探してみると、15年来下痢に悩まされた方が、試行錯誤で色んな漢方を試し、結局行き着いた先が、「冷え」が原因の下痢であったというのが見つかった。
 冷えについては、以前人参湯を試した経験があるのだが、人参湯には、水分調節機能をもつ漢方は含まれていない。 先の患者が15年来の下痢に使ったのは、真武湯と言われる、「冷え」と「水分調節」に効くものであった。 
 真武湯は、附子(ブシ)や生姜などの効果で体を温める。 附子は温める機能は生姜より強い。 附子と呼ばれてはいるが、別名はあの有名なトリカブトである。 毒も適量であれば薬になると言うことである。 但し毒は毒なので服用には慎重になりたい。 
 一方水分調節は、茯苓・白朮が、その機能を担っている。その他芍薬など腸の蠕動を適度にする薬草も入っている。 いかにも腸に効きそうな漢方である。

 管理人の場合は、それ程大変な冷え性ではないが、冬になると確かに手足の先が冷たくなって、中々温まらない。 それも冷え性の内に入るのかなあ?という程度で試してみた。もちろん水分調節機能を持っているとの前提で選択したものである。
 エキス剤といわれる漢方薬は、通常は箱買いである。一日分とか、一週間分とかは買えない。 前に購入したものは90回分で、1、2回服用して無駄になったことがあった。 また、今回服用予定の真武湯はトリカブトが入っているので、服用には慎重になりたい。 たまたまネットで探したものはトリカブトが医薬品の真武湯の半分の量のものがあった。しかも一週間分である。 

もう既に服用してしまって写真も取り損ねてしまったので、代わりに楽天のアフィリエイトリンクを張っておきます。↓

 服用感は、かなり良くて、排便の切れが良くなった。 漢方特有の飲みにくさや副作用めいたものもあまり無い。それよりも下痢になるはずが無いとの自信が持てたせいか、かなりいい感じであった。 通勤電車も少し楽になった感じがした。 但し冷えの改善は体感できなかった。附子と生姜が含まれているが、それにより体が温まるという感覚は全く無かった。人参湯の方がむしろ体感できた程だ。

 ということで、本格的に医薬品である「真武湯」を服用することとした。 規則正しく用法にそって服用を続けた。
sinbutou.JPG

 下痢や軟便によるジメジメ感が無くなり、排出されるガスも乾いた感じがして中々良い。 毎朝の残便感は完全ではないが、服用前よりは改善している。 何より排便の切れがいいと、その後の残便感が残っていても、自信を持って我慢できるのである。 その内残便感は和らぐ。 
 完治に向けて行けそうかなあと思いつつ、一週間もたつと、それ以上の改善が見られなくなってしまった。乾いた感じのガスの排出もいつのまにか元に戻ってしまった。 そうなると朝の残便感も以前とそうたいして変らなくなる。 挙句の果ては、服用しているにも関わらず、突然の便意と、2,3度トイレに行って後の下痢便も発症してしまった。 理屈的になかなか理解できない。 無理な飲食をしたわけでもないのに急にお腹がおかしくなるのは以前と同じである。 漢方でも慣れがあるのか? あるいは違う原因で今の症状があるのか? また闇に放り込まれてしまった。

●水分調整機能に着目

 漢方は、症状や体質(漢方では「証(しょう)」というらしい)にあったものをいかに選択するかが重要であり、それを見極めることが漢方医の極意であるが、名医にめぐり合えるのは、それはそれで相当難しいと思われる。
 自分の体は、自分が一番良く知っているので、色んなものを試行錯誤で色々試してみるのも、また気楽でいいかもしれない。 但しむやみやたらに試すのも非効率であるし、時間がもったいない。 今まで4~5種類の漢方薬を試し、どれも今ひとつである。 いやむしろある程度コントロールできていたものが、コントロールが効かずに逆に苦しくなるケースもあったりするので、事前の調査や勉強が大切である。

 次の漢方薬を選択するために、今の症状や過去の症状含めて、振り返ってみる。 そこで気が付いたのが、水分調節機能である。 かつてこの病気になりたての頃は、水分をちょっと口に含んだだけで下痢をした。 その症状は一旦回復はしたが、以後冷たい水や冷たい食べ物は口に含んで暖かくしてから胃の中に飲み込んでいる。 また水分摂取が過ぎるとお腹が下痢っぽくなる年数はかなり長かった。 
 一方、漢方は、「気」「血」「水」の3つのめぐりをよくする術であり、「水」の調整機能は、まさに漢方の得意とするところであり、そのための漢方薬は多くの種類がある。
 ただ、ひとつひっかかっていたのは、漢方で言う水分調整機能の不調の表れ方が、むくみや胃内での浸水音などであり、管理人にはそのような症状が無いことである。

 水分調整をしてくれる漢方としては、白朮・茯苓であり、またこれに人参・炙甘草を加えたものは、四君子湯と言われ、どのような体質にもしっかりと効いてくれる名薬である。 とりあえず、四君子湯系から下痢、軟便等に効くと言われている【参令白朮散】を試して見ることにする。 これは中国漢方では星火健脾錠と同じものであり、内臓の熱(炎症など)で下痢をしている人や内臓に元気が無くて下痢をしている人など両方に聞くと言われている。 またイボとりで有名なヨクイニンも水利という観点から含まれている。

 zinrei.JPG

 下痢に効くという処方箋だけをみると、結構期待のできる漢方であり、効果を楽しみに服用を始めた。しかし、この場合はなぜか2回の服用で挫折することになる。 軟便がさらに緩くなり、便が止まらず下痢になってしまうのである。 下痢止めで下痢することはありえないと思うのであるが、体質に合ってないと漢方ではそういうことが起こってしまうのである。
 元々、管理人の場合は、完全下痢ではなく、どちらかというと軟便気味である。 また脾胃に元気がないとかと言うわけでもない。 また熱性でもないので、今振り返ると、無理な試みをしてしまったものだと思ってしまう。
 白朮・茯苓は確かに、体の中の水分調整をしてくれたかもしれない。しかしそれ以上にヨクイニンが熱くなっている内臓を冷やしたのであろう。 その冷えで下痢が発症したものと思われる。
 しかし、この服用で、確かにわかったことがある。 管理人の軟便症状は、内臓の炎症などが原因ではないと言うことである。更に言うと、体を冷やすことで、下痢になってしまったので、冷えによる下痢、軟便と捕えることができる。 ただよくわからないのは、人参湯等の冷えに効く漢方の効果が今一だったと言うことである。 もしかして複数の原因があるのかもしれない。
 ということで、7000円近くもして買ったこの漢方はまた無駄になってしまう。


 参令白朮散は使える見通しがないので、次の漢方選びに走る。あくまで水分調整機能に着目しているので、漢方成分的には、白朮・茯苓などの四君子湯系から選んでいくことにする。 四君子湯そのものでもいいかも知れないが、いわゆるエキス剤と言われる製品が無いので、今度はクラシエあたりから定番漢方として、割合手に入りやすい【六君子湯】を試してみることにする。 

 rokkunnsi.JPG

 これはどちらかというと上部消化器、即ち胃辺りの水分チャポチャポ感のある人には良いらしい。 管理人はそのような症状はないが、水分調整機能に着目し、様子を見た。
 使ってみた全体の感想は、まあまあである。 水分調整機能を感じたのは、痰が時折、気持ちよく排出されることである。 便通は確かに良くなる。 服用していると下痢は起こらないと言う自信がでてきることもあり、腹部の違和感や残便感などの苦しみも半減する。
 ただ、気になったのは胃部の違和感である。 どう表現していいかよくわからないが、胃部での詰まり感というのか、全く無かったものが、現れるようになった。 六君子湯証の症状が出てしまったのである。六君子湯を飲んだら、六君子湯が効く症状になってしまったと言うことである。 漢方をためすとそういうことがチョコチョコ起こることがある。 しっかりと証にあった漢方が選択されていないと言うことだろう。
 
 胃部の違和感は、腹部の違和感や下痢、軟便と比べると、大したことではない。 割合うまく効いたほうなので、今後も服用は検討したいと思っている。


●水分調整機能に着目

 漢方は、症状や体質(漢方では「証(しょう)」というらしい)にあったものをいかに選択するかが重要であり、それを見極めることが漢方医の極意であるが、名医にめぐり合えるのは、それはそれで相当難しいと思われる。
 自分の体は、自分が一番良く知っているので、色んなものを試行錯誤で色々試してみるのも、また気楽でいいかもしれない。 但しむやみやたらに試すのも非効率であるし、時間がもったいない。 今まで4~5種類の漢方薬を試し、どれも今ひとつである。 いやむしろある程度コントロールできていたものが、コントロールが効かずに逆に苦しくなるケースもあったりするので、事前の調査や勉強が大切である。

 次の漢方薬を選択するために、今の症状や過去の症状含めて、振り返ってみる。 そこで気が付いたのが、水分調節機能である。 かつてこの病気になりたての頃は、水分をちょっと口に含んだだけで下痢をした。 その症状は一旦回復はしたが、以後冷たい水や冷たい食べ物は口に含んで暖かくしてから胃の中に飲み込んでいる。 また水分摂取が過ぎるとお腹が下痢っぽくなる年数はかなり長かった。 
 一方、漢方は、「気」「血」「水」の3つのめぐりをよくする術であり、「水」の調整機能は、まさに漢方の得意とするところであり、そのための漢方薬は多くの種類がある。
 ただ、ひとつひっかかっていたのは、漢方で言う水分調整機能の不調の表れ方が、むくみや胃内での浸水音などであり、管理人にはそのような症状が無いことである。

 水分調整をしてくれる漢方としては、白朮・茯苓であり、またこれに人参・炙甘草を加えたものは、四君子湯と言われ、どのような体質にもしっかりと効いてくれる名薬である。 とりあえず、四君子湯系から下痢、軟便等に効くと言われている【参令白朮散】を試して見ることにする。 これは中国漢方では星火健脾錠と同じものであり、内臓の熱(炎症など)で下痢をしている人や内臓に元気が無くて下痢をしている人など両方に聞くと言われている。 またイボとりで有名なヨクイニンも水利という観点から含まれている。

 zinrei.JPG

 下痢に効くという処方箋だけをみると、結構期待のできる漢方であり、効果を楽しみに服用を始めた。しかし、この場合はなぜか2回の服用で挫折することになる。 軟便がさらに緩くなり、便が止まらず下痢になってしまうのである。 下痢止めで下痢することはありえないと思うのであるが、体質に合ってないと漢方ではそういうことが起こってしまうのである。
 元々、管理人の場合は、完全下痢ではなく、どちらかというと軟便気味である。 また脾胃に元気がないとかと言うわけでもない。 また熱性でもないので、今振り返ると、無理な試みをしてしまったものだと思ってしまう。
 白朮・茯苓は確かに、体の中の水分調整をしてくれたかもしれない。しかしそれ以上にヨクイニンが熱くなっている内臓を冷やしたのであろう。 その冷えで下痢が発症したものと思われる。
 しかし、この服用で、確かにわかったことがある。 管理人の軟便症状は、内臓の炎症などが原因ではないと言うことである。更に言うと、体を冷やすことで、下痢になってしまったので、冷えによる下痢、軟便と捕えることができる。 ただよくわからないのは、人参湯等の冷えに効く漢方の効果が今一だったと言うことである。 もしかして複数の原因があるのかもしれない。
 ということで、7000円近くもして買ったこの漢方はまた無駄になってしまう。


 参令白朮散は使える見通しがないので、次の漢方選びに走る。あくまで水分調整機能に着目しているので、漢方成分的には、白朮・茯苓などの四君子湯系から選んでいくことにする。 四君子湯そのものでもいいかも知れないが、いわゆるエキス剤と言われる製品が無いので、今度はクラシエあたりから定番漢方として、割合手に入りやすい【六君子湯】を試してみることにする。 

 rokkunnsi.JPG

 これはどちらかというと上部消化器、即ち胃辺りの水分チャポチャポ感のある人には良いらしい。 管理人はそのような症状はないが、水分調整機能に着目し、様子を見た。
 使ってみた全体の感想は、まあまあである。 水分調整機能を感じたのは、痰が時折、気持ちよく排出されることである。 便通は確かに良くなる。 服用していると下痢は起こらないと言う自信がでてきることもあり、腹部の違和感や残便感などの苦しみも半減する。
 ただ、気になったのは胃部の違和感である。 どう表現していいかよくわからないが、胃部での詰まり感というのか、全く無かったものが、現れるようになった。 六君子湯証の症状が出てしまったのである。六君子湯を飲んだら、六君子湯が効く症状になってしまったと言うことである。 漢方をためすとそういうことがチョコチョコ起こることがある。 しっかりと証にあった漢方が選択されていないと言うことだろう。
 
 胃部の違和感は、腹部の違和感や下痢、軟便と比べると、大したことではない。 割合うまく効いたほうなので、今後も服用は検討したいと思っている。


●とうとう漢方医との面談

 漢方も3つめを試した段階で、漢方探しに行き詰まりを感じ始めたのと、最近 仕事が楽になり時間にも余裕ができたので、まじめに漢方薬局で、漢方薬剤師に相談しながら漢方を選んでいこうという気になり始めた。
 東京の職場近くの漢方薬局で、勤務時間終了後に、行ってみた。 本来なら時間を予約していくもののようであったが、そうせずに行ったら、生憎相談者が多くて、なかなか時間が回ってこなかった。1時間半ほど待ってようやく、相談に応じていただいた。 事実を伝え忘れると誤診につながるので、ありったけの症状を書いた紙を用意し、それに基づいて現在の状況を説明した。
  ↓これは二枚ものの内の一枚(PC表示画像)
  syouzyou.JPG

 

 漢方医は本場中国の人であり、若干日本語の理解に無理はあった。 それでも紙に書いているので、事実は伝わるかと思っていたが。。。
相談したときは、若干便秘気味だったので、それに大分影響された感じである。何しろ漢方医が何が今一番苦しいのか言ってくれと苛立って言うものだから、ついつい便秘みたいな症状ですといってしまったのである。

処方されたものは、

 ①半夏寫心湯
 ②小柴胡湯
 ③丹仁

 ①、②は下痢にも、便秘にも効く漢方で、半夏や柴胡が主剤の漢方で、これはストレスによる症状を大分意識したものになっている。 ③は舌の診断で於血があり、出されたものである。当然これまで試した漢方が効果が今ひとつであることは伝えているため、同じものが出てくることは無かった。
 結局、下痢か便秘かはっきりしないので、そのどちらにも当てはまるものが選択され、またサラリーマンなのできっとストレスの影響だろうということで、自律神経に効きそうなものが配合されたということである。 ちょっとひかかったのは、半夏寫心湯が、体に熱が溜まった人向けであること。 自分の場合は便臭やおなら臭などがないため、そういうタイプではない。
 なお、この漢方薬局は煎じ薬ではなく、エキス剤といって、粉末にしたものを用意してくれるので、服用の手間はかからない。

 とりあえず、1週間分の調薬してもらい様子を見ることにした。 服用翌日から確かに便通は良くなったと言うか、よく出すぎてコントロールが効かない。 またガスの回数が少なくなったが、逆にその分が便になった感じである。 ガスならトイレがなくてもできるが、便はトイレなしではできない。 コントロールできないのが不安になってしまっていた。精神作用のある小柴胡湯も全く効いている感じがしない。
 朝の通勤を楽にする目的で漢方治療を始めたのだが、これだと、漢方服用以前より辛くなってしまう。

1週間後に再度漢方医との相談を予約していたが、疑心暗鬼になりキャンセルしてしまった。以後はいまだにその店に足を運んでいない。

●IBSと漢方 人参湯

 ここまで試した漢方は、桂枝加芍薬湯と四逆散であり、どれも効果がいまひとつである。 最初は桂枝加芍薬湯で快方に向かうかと期待したが、2ヶ月ほども飲んで効果がある程度に留まったままでは、完全な状態ではない。 
 朝方の通勤電車内での苦痛からはどうにか逃れたいし、今のままでは満足に出張さえできない状態ではあるが、午前中を過ぎると割りと大丈夫な事もあって、他の人よりはいいかなあなんて思っている。   本当に急を要するのであれば、漢方薬局で、体質を診断してもらい、その体質にあった漢方薬を処方してもらうほうが手っ取り早いのではないかと思ったりもする。 しかし一方では、漢方薬そのものがえらく高価だったり、自分でも説明しがたいこの症状を漢方医がちゃんと理解してくれるかなどの迷いもあったりして中々できない。

 ネットで漢方を検索する際に、漢方相談をネットでやってくれるホームページが見つかった。 いくつかある中から2箇所を適当に選んで、診断してもらった。 その中のひとつに「人参湯」を勧めるところがあった。 理由はこうである。 無色透明の尿がよく出る人というのは、体が冷えているためであり、これが原因で軟便や下痢になる。人参湯は、内臓を温め、尿の水分調整もしてくれるようである。 桂枝加芍薬湯で効果がいまひとつの場合に人参湯を併せて飲むと良いとのコメントだった。

ninzin.JPG

 今まで内臓の冷えなど、一度も意識したことは無い。 とはいいつつも冷たい水や冷たいものは、一度口に含んで温めて飲んでいたし、運動した後、冷たいものを一気に飲むと下痢気味になったりすることもあった。 但し冷たいものを飲んでも大丈夫な時もあり、それが物事をわかりにくくした原因である。

 人参湯は、主剤である人参が体を温めるわけではなく、共に配合されている生姜(乾燥させた生姜:乾姜)が、体を温める役割を持つ、人参そのものは、内臓に元気を与えるものである。 その他に体の中の水分調整をしてくれる白朮ないしは倉朮が含まれたものである。 だから頻尿などにも良い。

 管理人の場合は、人参湯の服用により、頻尿気味が良くなった。 しかし朝の排便後の便意は改善しない。 尿の出が抑えられた分、ガスや便意が溜まるような感じがした。尿が出れば、排出感があって便意も収まるものが、それが収まっていない感じである。 ただ、ガスや便意がたまって、いよいよ排出となったときには、少しガス爆発的になるが、排出後の爽快感は久方ぶりに味わうものがある。
 人参湯をしばらく服用していたら、体の手足が暖かくなった感覚がある。 それはそれで効果としては悪くない。 元々冬になると手足の先が中々温まらなくて困っていたので、ちょうど良い。

 人参湯は、漢方薬の中では飲みやすい類である。 生姜の味が濃いためであろう。効果は微妙であるが、夏に冷たいものの飲みすぎでお腹を壊したときには、結構いい薬になるに違いない。

★楽天市場 人参湯★

●IBSと漢方 四逆散

 過敏整腸症候群は、腸の機能低下以外に、ストレスが大きな原因になっているケースが多いようである。 ストレスが自律神経を失調させ、その失調が下痢や便秘という症状で現れてくるということである。このブログで、自立訓練法なるものも紹介したが、それだけストレスとIBSは気っても切れない関係なのである。
 管理人は、普段ストレスは、それ程感じることも無かったが、いつ下痢になるかわからない状況がストレスになってしまうという話もあり、いくらかそれも原因なのかなあと思っていた。 
 西洋医学なら精神科に行って薬を処方してもらうのだろうが、漢方では、なんとその辺りもカバーしているようである。薬局にいくと「加味逍遥散」とか婦人病の漢方が棚に並んであるが、これはそもそもイライラなどのストレスで便秘がちになったご婦人方用の漢方なのである。
 
 漢方では、ストレス状態にあることを、「肝気鬱結」という耳慣れない言葉でよんでいるようである。これは、ストレスによって気の流れが滞り、それがイライラ感や便秘などの症状を起こすようであり、この気の流れをつかさどっているのが「肝」であることから、そのような名前が付いているようである。これを改善する漢方薬メニューは豊富である。 「四逆散」は、サイコという生薬を主成分とし、これにお腹の調子を改善する生薬が適度に配合されているようだ。
sigyakusan.JPG

 以下は服用の結果である。やはりこれといった効果は認められなかった。 またこの服用によって悪くなった症状も無かった。 唯一改善したように感じたのが、便通である。 切れがよくなった感じがした。今までは、常に圧迫された感じの便通で、便も細くなりがちで切れも悪かった。 それが、最後の切れのところだけ改善したのだ。また念のために、桂枝加芍薬湯と一緒に服用もしたが、これも大きな変化は無かった。
 副作用的なものは特になかったが、しばらく服用して後に服用を中止した際は、倦怠感がおぼえた。サイコ剤は「気」を発散させるものなので、体から元気が抜け去ったためと、漢方的には解釈しているがやや腑に落ちず、原因は不明である。 
 管理人のIBSは、ストレスは大きな原因とはなっていないと、うすうすは感じていたが、この服用によって証明した形となった。 その意味でも無駄な服用ではなかったかと考えている。

 ただ、後になってわかったことであるが、ストレスが原因となって症状に表れるものは、、「肝気鬱結」だけでなく、一般的には「気滞」という名称で、体の上部から「胸気滞」「胃気滞」「腸気滞」があるらしく、それぞれにふさわしい生薬が別々に存在するらしいことがわかった。 サイコ剤は、どちらかというと「肝気鬱結」向けのもののようである。 これについては別途詳しく述べることとしたい。

 ★楽天市場 四逆散★

●IBSと漢方 先ず桂枝加芍薬湯

 先入観が邪魔をして、手を出す気にならなかった漢方であるが、いまやIBSに関しては西洋医学も全く当てにならないことがわかった。 かといって漢方も西洋医学ほど理論的ではないので、お金と時間を労すだけの意味のあるものなのか疑問である。また今までの先入観では、漢方は飲み続けないと効果が表れないと聞く。しかも価格的にもバカにならない。
 しかし一方では、ものの本を読んでみると、過敏性腸症候群は漢方との親和性が極めて良いようなことも書いてある。 漢方で少しでも今の状態が改善できるなら少しの投資は惜しまない。
 ということで、ネットで漢方とIBSをキーワードに調べてみることとする。 今まで気が付かなかったが、「IBS」とか「胃腸虚弱」だとか「下痢」、「便秘」などと「漢方」を引っ掛けて検索するとぞろぞろと情報が出てくる。 これ程までに胃腸と漢方が密接に関わりあっていることをはじめて知ることになる。

 そして、その中から、「桂枝加芍薬湯」なるものが、過敏性腸症候群に効く最も定番の漢方であるらしいことが判明することになる。 どんな症状に効くかが書いてある「適応症」の所には、お腹が痙攣して痛み、しぶり腹のあるものに効くらしい事が書いてある。自分の症状に照らし合わせると、日常のお腹の痛みはないが、ただ便意がでてくると我慢ならないくらいになる。お腹が痛いのかは良く分からないので、この部分は症状に合っているのかどうかは良く分からないが、次のしぶり腹のところは何となく、一回の排便で済まない事が多いので、そうなのかなあという感じはある。 自分の症状にあっているかどうかはいまひとつよくわからないが、一応、ネットでは過敏性腸症候群の人に最も馴染みのある漢方だということが書いているので、一応自分も内科で「過敏性腸症候群」という病名を下された身分でもあり、きっと効くだろうとの思いで、これを試すことに決めた。

 ということで早速薬局に買いに走るのであるが、実はこの手の漢方薬は薬局で取り扱っていないのである。漢方薬自身はいろんな種類のものが売られているが、殆どが婦人病向けや通常の胃腸薬関係である。一般的な急性の症状で人気の高いものしか扱っていないようである。 桂枝加芍薬湯は一般的ではないのである。 その場合、漢方専門の内科にいって処方してもらう手もあるようだ。
 管理人の場合は通販を利用した。薬事法の関係で無闇やたらに購入はできないが、服用経験があり副作用などが認められない場合などは購入ができるようだ。 
 無難な方法は、漢方内科で処方してもらう方法や、漢方薬局で自分にあった漢方を処方してもらう方法である。何らかの事情でそれができない場合に、自己責任の下、強引に通販を使うのであろう。

keisika.JPG  karyuu.JPG


 以下は「桂枝加芍薬湯」の服用結果である。 これで25年来の悩みが解決できるのではないかと期待を膨らませつつしっかりと一日3回食前服用を心がけた。
 効果は早速現れた。漢方というとしばらく服用しないと効果がでないものかと思っていたが、意外に即効性は高い。飲んだ翌日には変化が現れる。 そして2週間も飲めば効く薬かどうかは大体察しは付くようである。 その効果は以下の3点である。
 ①昼食後、1,2時間経過後の激しい便通が殆ど無くなったこと。
 ②その便通が来ると水様便になるまでトイレの行き来となるが、その頻度が減ったこと
 ③便通そのものに切れが出てきた。 また出やすくなった。
但し、以下の点は改善されなかった。
 ④朝方の排便後に引き続く便意。
 ⑤上記3つの効果が完全ではない。昼食後のお腹の違和感は残ったまま。
また、以下の悪い点も新たに発症した。
 ⑥ウォーキングなどの運動を1時間ほど継続すると下り気味になる。
 ⑦宴会等でお酒やビールをある程度飲むと下り気味になる。
 この結果は、たぶん「桂枝加芍薬湯」が自分の体質にぴったり合ったものではなかったということなのだろう。 この漢方の主成分から、今回の状況を少し分析してみると、 まず芍薬が腸の蠕動運動を改善することで、便通がよくなり、また桂皮により内臓を温めたことが、下痢などの便通を改善したことが想像できる。ただ自分の症状にはこれだけでは不十分だということのようだ。症状分析と、それにあった生薬選びが必要である。

 あとで、分かった事であるが、桂枝加芍薬湯は、極度の緊張状態が続き、そのせいで、お腹が痙攣のように突っ張って痛む時に使える漢方である。IBSはストレスとの関係が強いため、IBSには桂枝加芍薬湯を先ず使ってみるという慣習ができたのかも知れない。
 管理人のように25年も続くと慢性化して中々効くものでもないようだが、割と初期症状のIBS患者には意外に効くケースが多いのかも知れない。

 なお、桂枝加芍薬湯は楽天市場でも多くの店が扱っているようである。↓
★楽天市場 桂枝加芍薬湯★

●養命酒を試してみる。

 20数年も医者に通わず、素人診断と市販の薬と運動と規則正しい生活で、何とか乗り切ろうと頑張ったが、改善するどころか益々悪くなっていくばかりであった矢先に、 イリボーなるIBS特効薬に刺激されて、期待満々で医者に通うことにしたのだが、これもかなわず絶望の淵に落とされてしまった。 

 もうどうすることもできないのか?

 諦めるのは、まだ早い。 とりあえず原点に立ち返って、自分の症状を振り返ってみる。 このIBSを発病したのは、今から25年以上も前になる。 夜更かしして、便通がおかしくなった。 その後、ちょっとした水分を取るだけで下痢になってしまった。 その年齢は20歳代で、無理のきく年齢であり、無理しすぎてそうなってしまったのだが、そうならない人もいる。 ということは元々腸が弱いのではないか? そういう意味では、小中学生の頃は、お腹がおかしくなって休むことは度々あった。 他の部位がどちらかというと体力があり、健康体なので、内臓(特に大腸)も丈夫だと勘違いしがちであるが、実は体力の割りに腸が弱いのかもしれない。 そのアンバランスが無理をさせ、腸をおかしくさせたのかも知れない。

 そう考えると、腸を丈夫にするものを服用してはどうか?

 ヨーグルトは既に実証済みであり、何日か続けて食べたことがあるが、改善の兆しはなかった。 むしろ下痢っぽくなったので、今では食べることに慎重になっている。 どうも乳酸菌系の食べ物は、今の自分の体には合わないようである。

 胃腸を丈夫にする他のものは?

 自分の知る限りでは、養命酒がある。 以前も飲んだような記憶があるが、あまり効果がなかったので直ぐに止めてしまった覚えがある。元々腸の弱い自分には、長く続けて少しづつ改善していくような漢方系のものがいいのかもしれない。 漢方は養命酒以外には未体験の分野でもあるし、何か得るものがあるかもしれないとの思いから試してみることにした。

youmeisyu.JPG

 養命酒は、普通のドラッグストアで大瓶1000ml入りのものが1500円程度で買える。 一回20mlで一日3回(実際には朝と夜の1日2回しか飲めない)服用するので、大瓶一つで20日程度もつ。 価格的にもあまり負担にならない。

 早速試してみた。 一回の服用量が少ないせいか、特に大きな改善の兆しは見当たらない。 しかし気持ちの問題かもしれないが、お腹の近辺が調子良い感じはする。 さすがに毎朝の残便感は完全には抜け切らない。 昼食後の我慢できない便意は、ポリフルを止めたせいもあるが、少し改善したような気がする。 しかしいずれも知覚できるレベルが、この養命酒の効果かどうか良くわからないレベルである。とりあえず2ヶ月ほど継続してみたが、進展せずといった感じである。

 この養命酒の服用は2ヶ月程度で終えることになるが、効果が無かったからではない。 それ以上の効果が期待できそうな漢方薬が見つかったからである。 元々養命酒には複数の漢方薬が入っているが、何しろ量が少ないのである。 その漢方薬とは腸の改善、便通の改善に焦点を当てたものである。

y-seibun.JPG

 

 

●ポリフル体験記録

 医者に処方してもらった薬は、便調整用のポカルボフィルカルシウム、胃薬用のガスモチンとガスターの3つであるが、元々胃周辺はあまり違和感がないので期待もしていなかったし、場合によっては服用を止めることも視野には入れていた。 しかし万が一ということもあり、3つの薬を服用して様子を見た。

 胃の薬であるガスモチンとガスターは服用しても、特段の効果も違和感も無く、しばらく服用はしたが、1週間程度で止めた。 わずかに感じられた効果は、お腹が空き、食欲が増すような感覚は確かにあった。 しかし元々胃には違和感はなかったため、服用によるリスクが気になって早々に止めてしまったのである。

 ポリフルは、顆粒状のものを処方されたが、どうもポリという名前から、プラスチックを飲んでいる感覚がが頭から離れず、一気に水で流し込むしかなかった。 飲み口はお世辞にも良いとはいえない。 味は甘口になっているが、プラスチックを飲む感覚はどうも苦手である。 時に吐き気をもよおしてしまうくらいである。 とはいいつつも継続して飲まないと効果は確認できないので一日3回食後の服用を頑張った。
polifil.JPG polifil2.JPG

 服用の最初の頃は、便量が増えた感覚があり、食は少なくても毎朝一定量の便量はでる。また最初のうちは便の切れが良くなった。 朝の残便感も、少し良くなった気がした。 継続すればこのまま快方に向かうのではないかと期待も膨らんだのである。

 とりあえず、医者に処方された2週間分を飲みつくし、次の2週間分を処方してもらった。 しかしながら以降は決してそれ以上の快方に向かうことはなかった。 継続してしっかり飲んでも、決してよくならず、まず、毎朝切れがよかった便も、いつもの便秘気味と残便感に悩まされる状態に戻ってしまった。 決定的は、昼食後の我慢できない便意まで戻ってしまったことである。 せめて、これだけでもなくなれば、このポリフルを使い続けていたかも知れない。 飲んでも、飲まなくても元のままだと、これ以上服用する意味が無いのである。
 こういう薬にいつもある「慣れ」である。 これまでも色んなものを試したが、最初の期待はいつも裏切られてしまう。 世の中には、このIBSに効く薬はないのではないか そう思わせる服用体験であった。

●自律訓練法体験記録

 過敏性腸は自律神経の問題であるというのを、このブログ内で何度もいってきたような気がするが、それでは、自律神経を鍛えるトレーニングをすればよいではないかと言われるかもしれない。
 実際、その通りであり、実は試してみたことがある。 結果は長続きせず、挫折である。 このトレーニングが意外に難しいのである。 どんなトレーニングかというと、
 ・まず、あお向けて寝て、手足を含めた全身を弛緩状態にする。
 ・呼吸法により更にリラックスした状態にする。
 ・手が重たくなることをイメージし、実際に重たくなったことを知覚する。
 ・重たくなる感覚を全身に広げていく。
 ・次に全身が温かくなるイメージをし、暖かくなったことを知覚する。
 ・心臓がとても静かに規則正しく脈打っている ことを感じる。
 ・とても楽に呼吸をしている ことを感じる
 ・胃の周辺がとても暖かいことを感じる
 ・ひたいがとても涼しい ことを感じる。
 ・そして、最後に消去動作を行う。

 こんな感じのトレーニングなのであるが、中々集中力が続かない。 後半部分は、ほとんど気が散っているし、中々知覚できるのものでもない。 2,3日は努力すれば続けられるが、何ヶ月も続けるのは至難の業である。 効果はどうかというと、管理人の症状の場合は、効果があったとは言えない。 自律神経が過敏性腸の原因のひとつではあるが、支配的なものではないからである。 そんなことで、いつの間にか続けるのを止めてしまったのである。 やはり続けるには、何らかの見返り(症状緩和)が必要なのである。
 ただ、少し続けていくと、知覚できやすくなるような感覚があるのも間違いない。 これが完全にコントロールできるようになれば、何らかの症状緩和が期待できるのかも知れない。

●新ビオフェルミン体験記録

 かつて、このブログで過敏性腸症候群は自律神経の失調に、その原因があるとの見解を書いてきた。確かにそう思う所が強く、そのためにロイヤルゼリーなども試してきたのである。 しかしそういう系統の治療も中々難しくなってくると、そうでもないんではないかと思ってしまう。 

 生活習慣の乱れにより胃腸がおかしくなることも確かに多いので、逆に胃腸を強くすることで、自律神経を正常に戻していく方法もあるんではないかと考えてしまうのである。 この説が正しいかどうかは、まず試してみることであろう。 ということで、胃腸を強くするために、継続的に乳酸菌をとることにした。 乳酸菌の薬は、薬局にいくといくらでも売っているので、その中から著名な「新ビオフェルミン」を試してみることにした。 

新ビオフェルミン

 この類の薬(医薬部外品なので正式には薬とは呼べないが)は、普通はお腹の調子がおかしいときに飲むものなので、継続的な服用は意識されていない。 なので、継続的な服用による副作用等は発生しないかメーカーに問い合わせをした。 以下がメーカーサイドとのQ&Aである。

Q)新ビオフェルミンの愛用者です。 これを服用すると便が臭くなく、お腹の調子も良好です。元々お腹が弱い方なので、これを服用し続けて、お腹を強くしようと思います。この場合、この薬は継続的に(例えば1年とか)服用しても大丈夫でしょうか? ちなみに現時点で20日間ほど毎夜3錠づつ飲み続けています。 ご教授方、よろしくお願いします。

A)平素は、弊社製品をご愛用賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
この度は、お問い合わせいただきまして有難うございました。早速ではございますが、この度のご質問につきご回答させていただきます。「新ビオフェルミンS錠」の主成分である3種類の乳酸菌は、もともと健康な人の腸内に常在し、有用な働きをしている乳酸菌を用いておりますので、飲み続けて調子がよろしいようでしたら、日ごろからお腹の調子を整えるため、継続して服用していただくことをお勧めいたします。また、本剤をずっと続けて何年と服用された場合でも、副作用などの害が発生したとの報告は今までにもございません。以上、簡単ではございますが、ご質問に対するご回答とさせていただきます。今後とも、弊社製品をご愛用賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。末筆ではございますが、貴方様はじめ、ご家族様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 微妙な回答ではあるが、とりあえず問題ないだろうとの認識の元、服用を続けた。 但し量的には本来朝晩の所を晩だけというように、ちょっと抑え気味にした。 調子が悪くないときにも服用するのは、抵抗感はあったが、飲み続けていくうちに胃腸が強くなって、便通も徐々に改善されていくのであろうと期待しつつ服用してきた。

 メーカーへの質問の所にも書いているように、最初はちょっと効果らしい効果が出ていた。 便が臭くならないとか、毎朝の便通があることは、目に見える効果であろう。 しかし管理人が最も苦しんでいる残便感がなくならないこと、また時たま起こる水溶性の下痢は、頻度は減ったような気はするものの相変わらず改善されないままであった。 結局6ヵ月間服用を続けたが、症状の変化に大した改善はみられないため服用を取りやめた。 この系統の薬は、腸内環境の悪化によって起こっている下痢や便秘には効果があると思われるが、元々胃腸は弱くなく、違う要因でおきているそれにはあまり効果はなさそうだ。 管理人の場合は後者なのだろう。 従って継続的に服用するというより、調子が悪くなったときに時々服用するのが効果的なようだ。

 ということで、この新ビオフェルミンは、今はお腹が緩んだときに服用している。ただ、その際の効果はビオスリーHの方が、いいような気もするのだが。

●過敏性腸症候群とローヤルゼリー

 過敏性腸症候群に関するブログやホームページを見て回ると、たまにローヤルゼリーが効果があるらしいことが書かれている場合がある。 ローヤルゼリーには乱れた自律神経を正常に戻す機能があり、それが自律神経の病である過敏性腸症候群に効くというのだ。 理論的には、正しい感じがするので何かいい効き目があるんだろうなあ?と思いつつも、ローヤルゼリーと過敏性腸症候群に関するネット上の記事の数がそんなに多くないこと、 ローヤルゼリーは高価なものであるという思い込みがあったことなどからしばらく躊躇していた。

 ネットでローヤルゼリーを探しを始めたのだが、山田養蜂場などの高いものが中心で、管理人が求めているような安いものはない。 品質も重要なので、名も知れないメーカーのものを買うわけにもいかないので、ドラッグストアにでかけて探すことにした。 そこで見つけたのがDHCのローヤルゼリーである。 数々のサプリメントを扱っていることは知っていたが、まさかローヤルゼリーもあるとは意外だった。↓
 DHCのローヤルゼリー

  【製品の内容】 
  ・価格 661円(税込み)
  ・容量 60錠(20日分)
  ・用法 一日あたり3粒を目安に服用
  ・ローヤルゼリーの量
   →生ローヤルゼリー換算3006mg。 
通常の製品に負けない量
  ・袋に掲載の効果
   →スタミナが続かない。 美容と体調を
整えたい。 という方向け


 早速飲み始めてみることにした。 サプリメントなので、あまり用法は関係なさそうだ。 とりあえず、夜に3粒を飲むことにした。
 薬というのは、飲み始めはよく効くような気がする。 精神的なものもあるのかもしれない。 飲んで最初の頃は、普段は、朝食後トイレに行ってもずっと持続する便意が和らいだ感じがした。 これは意外に効くかもしれないと期待をよせつつ、継続的に飲み続けた。 
 2、3週間ほど経った頃からか、あまり効いている感じがしなくなった。 そして一ヶ月経った頃には、普段便意をもよおさない時間帯に便意がやってくるようになった。 こうなってしまうとこの薬を飲むことは危険を冒すことになるので、飲むわけにはいかなくなる。 長距離の通勤途中や外出中に、急にもよおすことになったら命取りである。 我慢できればいいのだが、それで治まるものでもなかった。 便意がコントロール不能下に陥ったら、それこそ、それが不安になり便意をもよおしてしまうのだ。

 ということで、このローヤルゼリーも1袋半にして、使用中止に陥ってしまった。 サラリーマンでなければ、そしてずっと家にいて、トイレのある所に居れれば、まだ効果を十分に試せたかも知れない。 可能性にちょっと期待しただけに残念である。 ただ、全く効き目が無いわけではなさそうなので、人によっては効果が出るかもしれない。 せめて成功事例が出ることを期待する。

 

●お守りの効能が消える!

 管理人は、万が一に備え、ある意味お守り的な薬をもち続けている。 このことについては、「お腹のお守り」の記事にまとめてある。 電車の長距離通勤時の下痢に備えて「ストッパー」、下痢でなくて調子が悪いときは「ビオスリーH」という使い分けをしている。 幸いにも「ストッパー」は使う機会は年に2、3度である。 そして「ビオスリーH」一ヶ月に1度程度でおさまっている。

 ところが最近、この両薬が効かない2つの事件が発生してしまった。 
一度目は朝のバスの中。前日に日本酒をかなりの量を飲んだ。通常なら翌日は割合平気なのだが、その日に限って出張中で、空港までバスに1時間ほど乗る必要があったのだ。 当然バスにトイレは無い。若干不安がつのったので、トイレは朝しっかりと済ませてバスに乗り込んだ。 バスに揺られて10分ほど経った後、いきなり便意をもようしたので、ストッパーを飲んだ。 しかし一向に便意が治まらない。 前日の日本酒が悪さをしたのか、トイレの無いバスで精神的な不安がつのったのか? 理由は良く分からない。 しかし、この体験で「ストッパーが効かない!」という先入観が植え付けられてしまった。 腸は敏感である。 一度こういう体験をしてしまうと「腸」自身が、そういうもんだと認識してしまう。 だから今後、便意をもようした際にストッパーが効く保障がなくなってしまった。
 以来、ストッパーを使う機会はないが、本当にやばくなった場合の緊急策がなくなってしまって、本当に不安になってしまった。 代替の薬を探すしかない。

 もうひとつの体験は「ビオスリーH」が効かなくなった体験である。 客先で2時間ほどプレゼンテーションをする仕事があって、立ちっぱなしで説明をしていた。 途中休憩目前の所で、お腹が鳴り出した。やばいと思ったため、「ビオスリーH」を服用し、お腹を沈めようとした。 しばらく落ち着いてきたので、プレゼンを再開したが、どうも下痢っぽい感じになってきた。 やばくなったため、大急ぎでプレゼンを締めくくり、トイレに駆け込んだ。 やはり下痢になってしまっていた。 立ちっぱなしでお腹が疲れたのかどうかわからないが、初めての経験である。 この際に普段よく効いていた「ビオスリーHが効かない」という体験をすることになった。 さっきのストッパーと同様、一度効かない体験をしてしまうと腸は敏感なので、次に効くような感じがしない。

 ということで、お腹のお守り2つが消えてなくなってしまった。 この先どうすればよいのか今は途方にくれている。

●過敏性腸症候群とヨーグルト

 ヨーグルトはお腹に良いことは、誰でも知る既成事実である。 ヨーグルトを食べた翌日は、お通じも確かに良い。そして過敏性腸症候群を患っている人にも、調子のいいときはヨーグルトはお腹の環境を良い状態に保つには効果的である。

 しかし、この完全な食べ物ヨーグルトが、過敏性腸症候群の患者には時として、逆効果の場合もあることを知っておきべきである。 管理人個人だけの問題かもしれないが。

 管理人は、過敏性腸症候群を完全克服するために、毎昼ヨーグルトを食べ続けた。 お陰で便通はよくなったのだが、続けていくうちに逆に便通がよくなりすぎて、中々便意が止まらないのだ。 通勤の場合は特に困る。 通勤途上ずっとトイレに行きたい気持ちにさらされてしまうのだ。 いったんそういう気持ちになると、もうトイレに入らないと気がすまない。 またその際にトイレを占有されてしまうと不安でたまらないのだ。 その不安が更に便意をよんだりして、最後は脂汗をかいてトイレに駆け込むことになるのである。

 管理人は、ものの本などを読んで、 ずっと、お腹には「ヨーグルトが良い」と思い込み続けてきた。しかし、これは、こと過敏性腸症候群に限っては、必ずしも正解ではないことを痛感している。 確かにお腹にはいいかもしれないが、 この症状には決していいとは言えないのである。
 過敏性腸症候群というのは、元々自律神経の失調による症状なのであり、ヨーグルトで自律神経が正常に戻るわけではないのである。 ヨーグルトはむしろ、自律神経の乱れの原因がお腹の環境悪化にあった場合に、そのお腹の状態をよくすることで自律神経の乱れを直す場合には効果的かもしれない。元々、そんなに状態の悪くないお腹にヨーグルトを入れても便通がよくなりすぎて、便通コントロールの効きにくい過敏性腸症候群の患者には、逆効果になるのであろうと推論する。

 過敏性腸症候群の患者は、便通が良くないからといって便通改善の所だけに力をいれても、症状は改善しないだろう。 自律神経の乱れを正常に戻すような心がけを中心に克服策を練るほうがよいことに今になって気がついた。

●腸弱克服に向けて

 腸は本当にデリケートな生き物である。 自分の意思ではどうにもならない存在である。 やばいときは神に祈るしかない。 実際に、毎朝腸の様子は良くないので、通勤途上で某駅前の観音様に祈っている。 「どうかお腹が暴れださないように!!」 という風に。

 腸弱状態を、これまで放っておいた訳でもない。 克服に向けて色々挑んできた。取り組んできたことを、ここに書き出してみよう。
 ①三度の食事をきちっととる。
 ②野菜や繊維質等をとることを心掛ける。
 ③ヨーグルトを一日一回取る。
 ④水分摂取を心掛ける。
 ⑤週に一回以上5kmのジョギングをする。

 ③のヨーグルト摂取だけでも、すぐに克服できそうである。しかし実際には、翌朝通勤途上に影響が出るのだ。 1時間の通勤途中にトイレに行きたくなるのだ。 かなり長期間続けたが、この状況が変わらないため止めた。 今は毎日取るのは止めている。 しかしお腹に良いことはわかっているので、必要に応じて摂取している。
 ④水分摂取を心掛けるというのは、 天敵の水分を天敵でないようにするためのショック療法みたいなもの。 たくさん取るとやばくなるので、兎に角毎日必ず摂取するようにした。 今ではかつて口に含んだだけで下痢をしてしまうような状況からは大分良くなった。 ただ、これを無理してやっているせいかどうかは知らないが、やけに尿意が近くなった。 腸が機能しない分、膀胱が機能過多になり過ぎたか?
 そして⑤のジョギング。 これは④とも関係する。 元々下痢しやすいため水分摂取が少なくなってしまったのだが、逆に水分をとらなくてものどが渇かなくなってしまっていた。 これは体の代謝機能が落ちているせいだと考えられるため、ジョギングで無理やり汗をかき、のどが渇きやすいようにしたのだ。 ジョギングを始めてから、汗をかきやすくなった。 確かに代謝機能が活発化した。 併せて体力も大分向上した。

 という感じで、克服策を講じてきたが、完璧には治らない。 朝は相変わらず苦しい。 最近は以前と違う症状も出てきた。 どうやら この腸弱とは、一生お付き合いすることになりそうだ。 

 

●お腹の天敵

 腸弱生活18年、少しづつ腸が苦手なものを克服しつつある。 
 まず腸弱のきっかけとなった「水分」、犯された当日は少量を口に含んだだけでお腹が痛くなる始末。もちろん常時そういう状態ではないので、全く水分が採れないわけでもなかった。
しかし次第に体は水分をとらない体質に変わっていった。水分をあまりとらないので、汗も滅多にかかなかった。普通なら水分をとらないとのどが渇きそうなのだが、不思議とのどの渇きはなかった。だからなおさら水分をとる量が減る。
 日にコップ2,3杯しか水分をとらない日は10年ほど続いたと思う。取りすぎた時の苦しみととらなくてもさして差し障りがないことを考えると、次第にとらない方向に物事は進んでいく。だから10年なのだろう。
 しかし、ここで「水分」といっているのはアルコール以外の水分である。不思議とアルコールの入ったものだけは少々多めに飲んでも大丈夫なのである。 アルコールの弛緩作用が効いているのかも知れない。お腹も緊張が緩んで、収縮がなくなるのかもしれない。 アルコールが大丈夫なのは非常に助かる。

 「水分」系は、今は少しづつ克服しつつある。完全な状態にはなれないと思うが以前に比べてかなりの水分がとれるようになった。 但し、この水分は冷たくなると要注意である。 冷たいものをとりすぎると誰でも腹痛になるので、ここではあまり触れないこととする。

 次に天敵は、アルコールを飲んだあとの「ケーキ類」である。自分にとって食べ合わせの相性が良くないのだ。一度やらかしてしまったことがある。飲み会の後においしいケーキ屋さんがあるということで食べに行ったことがある。食べるまでは、おいしくいただけるのであるが、その後がよろしくない。 
 その日はたまたま終電になってしまった。アルコールも入っていい気分になっていたのだが、途中からどうも腹がおかしくなり始めた。トイレ付きの電車なので、安心していたのだが、もうどうしようもなくなった時点で、席をたちトイレのある方向に進み行くもののそのトイレは「使用中」の表示。 やばいと思いつつも、静かにノックすると内側からはドアを蹴る音。一体何なのか。 「うるさい」の意思表示か。そうか酔っ払いか? 気分が悪くて「ゲロ」の途中だったのだ。 これ以上ノックするのは止めた。 さあどうする?
 次に目指すは、グリーン車のトイレ。 混み合う終電車の人をかき分けていく。 その間もう殆ど肛門近くまで達した物を括約筋でしっかり閉じつつ、前をいく。 もしトイレが使用中だったら、一環の終わりだ。
そして、ようやく目的地にたどり着く、目的を果たしたのだ。 しかしこの時は運が良かった。 グリーン車までとにかく移動できたこと。そしてトイレが未使用だったこと。 グリーン車は、ドアに鍵をかける場合もあるので、ちょっとやばかったのだ。
 本題から大分ずれましたが、このアルコールとケーキ類(甘いもの)の組み合わせは、やや克服傾向にあります。但し程度の問題ですが。 飲みすぎの体にはケーキ類は良くありません。

 そして、最後の天敵はインスタントラーメンです。 普通のラーメンは大丈夫なのですが、なぜかインスタントだけは駄目なのです。いくらあったかいものを食べても下痢になります。 これはもう相性が悪いとしかいいようがありません。 インスタントラーメンが嫌いということではありません。 どちらかというと好きな部類なのです。 お腹の調子がいい場合でも、結構高い確率で下痢をするのです。

 ということで、3大天敵を最後にまとめておきます。
 ○多量の水分
 ○アルコールの後のケーキ
 ○インスタントラーメン

●お腹のお守り

 お腹が弱いと、外出が厳しくなる。 それでもサラリーマンの身なので、仕事の関係上どうしても外出せざるをえない場合がある。 そんな時は、当然前日から体調を整えて臨む訳であるが、それでもどうにもならない場合がある。
 かつて、朝の出張途中に冷たいコーヒーを飲んだために下痢をしたことがある。出張先に着いてしばらくたって後、急にもよおしてきたのだ。それからトイレに2度ほど駆け込んでいったんはおさまったが、また吹き返さない保証はない。常に2度あることは3度あるのである。 いやそれ以上の回数を重ねる場合もある。おまけに出張先からの帰りにバスに30分ほど乗らないといけないのだ。バスの中で波動がきたらどうにもならないのである。 そんな時にこんな特効薬が必要なのだ。
 最近サラリーマンの間で流行った 水なしで飲める下痢止めである。

ストッパ 下痢止め 24錠何と中学生用もある!!

 その時初めてこの薬のお世話になった。 なぜか飲むと異様にのどが渇く。飲み口は良いが、あとがあまり良くない。個人差はあるかもしれないが、いくら飲み安いといっても自分には無理がある。なので可能な限りお世話にはなりたくないと思っている。

 あと、もうひとつお守りがある。

ビオスリーHこちらは医薬部外品です。毎日飲んでも大丈夫と薬局の人は言っていました。

 下痢を繰り返す場合に有効である。 こちらは下痢止めというより整腸剤の方である。お腹によい乳酸菌が胃液で死滅しないように工夫され、ちゃんと腸まで届くようになっているらしい。 「どうも下痢っぽいなあ」と感じる場合は、この薬を飲むとお腹が安定してくる。 この薬は、整腸を目的に何日か続けて飲んだ。 しかし続けて飲んでも効果が段々と薄れていく感じだったので、今はお腹の調子の悪いときにしか飲んでいない。 といっても度々調子は悪くなるので半ば常備薬化している。 
 なお、断っておくが、世の中に整腸剤は五万とある。 管理人は数多くの整腸剤を試して、ここに行き着いたわけではなく、たまたま薬剤師から勧められて飲んでいるだけである。これが最も良いとはとても言える状況ではない。

 緊急時は「ストッパー」 少し余裕のある場合は「」 ということで、この2つのお守りに守られて日々の生活を普通に生きている。